古装仕上げ
使い込まれた風合いをそのままに
昭和五十六年、
葡萄園は
インド北西部の民芸家具に彫られていた
アンゴリー(葡萄)柄をヒントに
デザインした
小家具として誕生しました。
ヨーロッパ家具のもつ優しく可憐なスタイルをベースに、
日本の生活に合うように時代と共に改良して
四十二年が経ちます。
現在は、インドネシアでより良質なマホガニー材を
ゆっくりと乾燥させ、
その材料を村の工房に運んで
当時と変わらぬ葡萄柄を彫って頂いています。
こうして完成した家具は、神奈川県座間市にある工房で
再度検品して出荷しています。
時を経て、今では彫刻人の数も減っていますが
当時の思いを繋いでいます。